プレーイングマネージャーの役割は自分が活躍することじゃないのだ。

発想〈Idea〉

プレイヤーにはプレイに専念出来る環境を与えてあげるべきである。表舞台で活躍をしてもらうためにプレイヤーって存在するわけでしょ。

監督はマネジメントに専念できる環境を与えてあげるべきである。裏舞台で活躍をしてもらうために監督としてのポジションを与えているのだから。

プレイヤーとマネージャーの役割はきっちりと分けられているので、それぞれが自分の役割を把握しやすいとは思う。

 

じゃあプレーイングマネージャーはどうなのだろう??

きっと会社に最低1人くらいは在籍しているのではないでしょうか。

 

選手兼監督業って

僕の記憶の中にあるプレーイングマネージャーは、元ヤクルトスワローズの『古田敦也』である。アニメの世界ではスラムダンクに登場した翔陽高校の『藤真健司』だ。

両者は、選手権監督である。

 

お互いに共通しているのは、最初はマネジメント業に徹して、ピンチやチャンスの時に登場する。チームを取りまとめるチカラと現在も第一線で活躍できる能力の両方が必要になる。

それはチームに取っては良いのか悪いのか??

僕は良いことだと思うのです。

 

発展途上のチームには選手兼監督が必要

なぜそのチームは選手兼監督を作ったのか?それは苦渋の決断だとは思う。チームならプレイヤーとマネージャーは分かれていた方が良いに決まっているのだから。

けど、理由や事情があるでしょう。

それぞれの役割を考えてみると、プレイヤーは活躍をしてチームに貢献するのが役割で、マネージャーは戦略を考案しプレイヤーの能力を最大限に引き出すのが役割だ。

互いに役割は明確ですね。

 

では選手兼監督の役割は??

自分の代わりを作ることです!!

プレイヤーとしての立場では自分がプレイに参加した方が圧倒的に良いのにもかかわらず、指揮を取る監督がいなくては戦略が浸透しない。

そのチームは決して強いとは思えないのだ!!

選手兼監督は、まず自分に代わる最高のプレーヤーを発掘し成長させなければならない。じゃないとマネジメントに専念ができないからだ。「俺がいなくてもこのチームは今まで以上に強くなってくれ!!」という熱量を選手たちに与え続けることがチームの強化に繋がるだろう。

さらに、監督としての周りの首脳陣たちの能力も自然と引き上がるだろう。自分がいなくても現場が機能するのが監督としては嬉しいことだと思う。

プレイヤーの卒業、マネジメント業の世代交代がチームを強くするのだ!!

いつまでもプレーイングマネージャーだとチームは成長しないのだ。

 

まとめ

今の自分の役割は何なのか??プレイヤー?マネージャー?仕事に置き換えても自分の役割を果たすことが役割ですよね。

プレイヤーは一流を目指す。マネージャーも一流を目指す。当たり前です。

プレーイングマネージャーの役割は・・・

超一流を育てることが役割だ!!

 

一流の自分を超える逸材を作るのだ。それが役割。一流じゃダメだ。自分が一流なのだから、超一流を作らないと未来はお先真っ暗だよ。

コレがプレーイングマネージャーの役割なのだ!!

 

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