小学校では校庭に作られたスケートリンクで体育の授業が行われます。しかも使用するスケートはブレードの長いスピードスケートを履いての授業があります。
十勝にお住みの方々、お子様が小学校の授業で使用するスケートは準備出来ましたか?
購入される方もいれば、知人同士で貸し借りをし合ったり、レンタルスケートなんかもありますので、選択肢としてはいろいろとあるんです。
子供達の足のサイズは1年で大きく成長をするので、スピードスケート少年団だったり大会に出場したりする子以外なら、1シーズンごとにスケートをレンタルすれば良いと思います。
でも、スケートをレンタルしたらOKではないのを知っていましたか?
スケートの刃はメンテナンスも必要なんです!!
刃のメンテナンスとは刃を研磨してあげることです。
ご家庭で使用している包丁なども切れ味が悪くなると本来のパフォーマンスが出来なくなるのです。そうした場合にメンテナンスとして研磨をしたりしますよね?
スケートの刃も同じなんですよ。
定期的に刃のメンテナンスを
僕は子供の頃からスピードスケート少年団に入っていて大会なんかも出場していたので、スケートの刃のメンテナンスは自分で行ってました。
そして今でも子供達のスケートの刃は僕が研磨をしてあげてます。
自分用の研磨台・研磨砥石を持ってます。
1回くらいの授業だけではメンテナンスの必要はないが定期的に刃の研磨をしてあげてます。
だって、いくら子供とはいえスケートのパフォーマンスが落ちますよ。
親として子供のそんな姿を見たくないじゃないですか。
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子供達のスケートの刃は内側だけがすり減る?
体育の授業でスケートを滑ったり、休日にスケートを楽しむ程度の人のほとんどがスケートの刃の内側だけがすり減っているのです。
それにも理由があります。
我が子ですが、完全に内股滑走です。
子供達は氷上で真っ直ぐに立って滑ることがほぼ出来ないのです。大体が内股になって、刃の内側だけが圧倒的にすり減っていくのです。
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刃の内側だけがすり減って丸みをおびた状態のスケートで滑ろうとしても、氷の上で刃のエッジが全く効かず転倒をしてしまう原因にもなります。
切れない包丁って無理やり力を入れたりして危険でしょ?スケートも丸みをおびた状態だと危険だし、子供が可哀想じゃないですか。
ですので、内側だけすり減ったスケートの刃を整えるために研磨が必要なんです。
じゃあ誰が研磨をするの??
スピードスケートの研磨を任せてください!!
帯広市内だと何軒かは研磨をしてくれる場所はあるはずです。ただし、それぞれ研磨のしかたが異なったりしているでしょう。
僕は自宅で砥石を使って『手研ぎ』をします。高速回転させて時間をかけずに研磨する『機械研ぎ』ではありません。
刃を大事に扱い、刃に優しい手研ぎメンテナンスをしています。
1足ずつ砥石を使って手研ぎをします。
ブレードの状態もチェックします。
最近では研磨依頼を受けることも増えてきてます。
たくさんの子供達には氷上で良いパフォーマンスをして欲しいですし、その子供達が一生懸命に滑っている姿を親が見て楽しんで盛り上がって欲しいのです。
親は子のパフォーマンスのために、子は親の楽しみになるお手伝いをしています。
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まとめ
冬休みを終えると体育でスケートの授業が始まります。授業で使用するスピードスケートは履ければ何でも良いという訳ではありませんよね。自分のお子さんが困っている姿を見たい親はいないはずです。
定期的に刃のメンテナンスをしてあげないと、滑走技術も向上しませんよ。
刃のメンテナンスは子供達への『おまじない』なんです。
僕は刃のメンテナンスをしたら我が子に「変わってないように見えるけど、明日はもっと上手に滑れるようなスケートにしておいたからね」と伝えます。その一言で子供達は良いパフォーマンスを親に披露してくれますから。
ですので、決して刃のメンテナンスを怠らないでください。お願いします!!
追伸。
2022年より研磨の受付をしておりません。
スミマセン。